複数社の保険商品を取り扱っているので比較検討や商品選びに悩んだときにご活用ください。保険の一括資料請求や比較検討なら保険資料請求.com

さまざまな保険種類を一括で請求できます

ホーム医療保険緩和型医療保険がん保険生命保険定期保険収入保障保険就業不能保険個人年金保険学資保険介護保険
ホーム > 保険の検討時に知っておきたい > 【基礎解説】生命保険と損害保険の違いについて
火曜日: 2021/03/30

【基礎解説】生命保険と損害保険の違いについて

  • 保険の検討時に知っておきたい

【基礎解説】生命保険と損害保険の違いについて
保険は大きく『生命保険』と『傷害保険』の2種類に分けられます。

この2つの保険について、「なんとなく理解はしてるけど、詳しくはわからない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、この2つの保険の基本について確認していきたいと思います!
最初に概要を簡単にお伝えしておくと、こんな感じです。

【記事の概要】
生命保険は『人』の保険で定額保障
損害保険は『物』の保険で実損補償

詳細はぜひ内容をご確認ください!

※概要はわかったから詳しくは直接説明してほしい・・・という方はこちらへどうぞ
→生保も損保もまるっと相談可能!無料で何度でも利用できる保険無料相談.com

目的・対象が違う

最初は一番の基本とも言える、保険を備える目的・対象についてです。

生命保険は、基本的に人の生死に対しての保障を準備することが目的です。
万が一のことが起こったときに遺族が金銭面で困らないように、というのが基本にある保険です。

一方損害保険は、基本的に物自体の破損や物による破損に対して補償を準備することが目的です。
自宅が火災により損害を受けた時の修理や生活維持に困らないように。
自動車事故で物を壊したり、人に危害を加えてしまった時の賠償資金のために。
偶然の事故によって生じた損害を補うために、というのが基本にある保険です。

取り扱える保険種類が違う

準備する目的や対象となる出来事が違う、という基本的な部分はお伝えしましたが、具体的にはどんな商品が生命保険、損害保険と呼ばれるのでしょうか。

ここでは具体的な保険種類を上げてご紹介していきたいと思います。

生命保険で取り扱える保険

生命保険の区分になる例としてはこれらの商品です。

●終身保険
一生涯にわたって死亡時の保障が続く保険。
●定期保険
一定期間のみ、死亡時の保障が準備できる保険。
●養老保険
一定期間は死亡保障が準備でき、保険期間が終了するとき=満期には死亡保険金と同額の満期保険金が受け取れる保険。

損害保険で取り扱える保険

損害保険の区分になる例としてはこれらの商品です。

● 自動車保険
自動車による偶発的な事故に対する補償が準備できる保険。
● 火災保険
火災や風災、水災によって建物や家財が被害を受けた場合の補償が準備できる保険。
● 地震保険
地震により建物や家財が被害を受けた場合の補償が準備できる保険。

例外:どちらも取り扱える保険

因みに例外として、生命保険会社でも損害保険会社でも取り扱える保険種類があります。

別の呼び方が出てきて少しややこしいですが、生命保険は第一分野、損害保険を第二分野と呼ぶことがあります。

ここでご紹介する保険は第三分野という区分になり、性質的には生命保険と損害保険の間にという位置づけです。

● 医療保険
病気やけがによる医療費負担などに備える保険。
● がん保険
がん治療に特化した内容で治療費負担などに備える保険。
● 介護保険
介護認定を受けた場合に備えられる保険。

医療保険やがん保険って生命保険の区分じゃないの?と驚かれる方も多いのではないでしょうか。実際の所、圧倒的に生命保険会社の商品数が多いので、それも当然かもしれませんね。

余裕があれば、生死の第一分野(生命保険)、物の損害の第二分野(傷害保険)、それ以外の第三分野(医療保険やがん保険など)というのも知識として覚えておいてください!

『ホショウ』の考え方が違う

次は実際に保険を使う事態になったときに大事な『ホショウ』についての違いです。

なぜわざわざカタカナで書いているかというと、生命保険と損害保険とでは使う漢字が異なるため。

生命保険では『保障』という字を、損害保険では『補償』という字を使います。

ではそれぞれの内容について、なぜ漢字が違うのか?考え方はどう違うのか?という点について説明していきます。

生命保険の『保障』

保障の持つ意味を辞書で調べると、下記のように説明されています。

ある状態がそこなわれることのないように、保護し守ること

生命保険は、万が一の事態が起こった場合に家族の生活が貧困により損なわれることがないように、保護し守るために備えるための保険なので、この漢字があてられます。

また、第三分野の医療保険やがん保険なども保障という字を使います。
考え方は同様です。

損害保険の『補償』

補償の持つ意味を辞書で調べると、今度は下記のように説明されています。

損失を補って、つぐなうこと。特に、損害賠償として、財産や健康上の損失を金銭でつぐなうこと

こちらはもはや説明の上で損失や損害賠償などの言葉が出てくるので、意味としてはそのままです。

火災保険は火災などによる自宅被害の損失を補うため。
自動車保険は、事故により物を壊したり、人に被害を与えてしまった時の損害を金銭でつぐなうため。
目的から言っても、この漢字で表記するようになります。

受け取れる金額の決まり方が違う

保障と補償の違いは、いざというときに受け取れる金額の差にもつながってきます。

「保護し守る」のと、「損失を補う」のは、具体的に金額としてはどのように変わってくるのでしょうか。

最後の違い、実際の受取金額の違いを確認してみましょう。

生命保険は定額保障

生命保険は、実際に保険給付を受けるときには契約時に決めていた金額の受けとり=定額給付になります。

命は値段がつけられるものではないですし、また遺族のために必要な金額がいくらなのかも家庭によりけりで一律に判断するのは難しいので、基本的には保険を掛けるときに自分自身が決めた金額の「定額給付」が基本です。

そのため、保険ごとであらかじめ決めていた金額が支払われるので、例えば2社契約していれば原則どちらからも定めた金額が受け取れます。

生命保険会社が販売している医療保険やがん保険も、原則同様の考え方です。

損害保険は実損補償

損害保険は、加入時に設定していた保険金額を上限に実際の損害分の受取=実損補償になります。

ここまででもお伝えした通り『損害を補うための保険』なので、補う以上の金額は受け取れません。

そのため、例えば同じ補償を2つの保険でかけていた場合には、それぞれから受け取れるわけではなく、2つの補償額を合算した金額が上限額となり、その上限額の中で実際の損害分を受け取るようになります。

生命保険の『保障』と違って、それぞれから受け取れるわけではない点を覚えておきましょう。

まとめ

さて、今回は生命保険と損害保険の違いについてご説明しました。

最後に簡単にまとめて終わりとしたいと思います。

【生命保険】
目的・対象:人の生死に対して保障を用意。
主な保険:終身保険、定期保険、養老保険
『保障』の考え方:遺族の生活を保護し守る
給付額:定額給付(契約時定めた保険金額が支払われる)

 

【損害保険】
目的・対象:物自体の破損や物による破損に対して補償を用意。
主な保険:自動車保険、火災保険、地震保険
『補償』の考え方:損失を補う。損害賠償として、財産や健康上の損失を金銭でつぐなう。
給付額:実損補償(契約時定めた保険金額のなかで、実際の損害額が支払われる)

なんとなくしかわかっていなかった、という方は、ぜひこの機会に理解を深め、保険検討・見直しの際にお役に立てていただければと思います!

また、考え方はわかったから実際におすすめの商品を教えてほしい。
今入っている保険の判断をお願いしたい。という方には、弊社のサービスの保険無料相談がお勧めです。

ご興味があればぜひこちらからご確認ください!
→生保も損保もまるっと相談可能!無料で何度でも利用できる保険無料相談.com

No related posts.

関連サイト

  1. 保険無料相談.com
  2. 保険ネット申込.com
  3. 損保ネット申込.com
  4. 少短ネット申込.com

新着記事

  1. 【公的制度解説】出産の費用は心配いらない?出産育児一時金について(2023/03/29)
  2. 失業保険(失業手当)を正しくもらおう!特定理由離職者の手続き(2023/03/28)
  3. 医療保険の給付金請求で損をしないために!確認したい請求の基礎とタイミング(2023/03/27)
  4. 【2023年版】外貨建て保険マニュアル!完全保存版(2023/03/26)
記事一覧へ

ピックアップ

  1. 【周辺知識】後から後悔しないために!奨学金制度と教育ローンの基礎を確認(2023/03/25)
  2. 【2021年版】学資保険マニュアル!完全保存版(2021/12/15)
  3. 『1人当たり教育費は最低1,000万円』は本当か?!仕送り額の平均も含めて大検証!(2020/04/03)
  • 運営サイト一覧
  • 運営会社情報
  • 取引保険会社・提携代理店一覧
  • よくある質問
  • 勧誘方針
  • プライバシーポリシー
  • 反社会的勢力に対する基本方針
生命保険乗合代理店業務品質評価運営認定代理店 当社は、生命保険協会を運営主体とする乗合代理店業務品質評価の認定代理店です。
株式会社トラストライフ

Copyright © TRUSTLIFE. All right Reserved.

▲TOP ホームへ