学資保険選びの決め手は人によって様々だと思いますが、中でも返戻率を重視しているという方は多いと思います。
そういった方に注意していただきたい点としては、もともと返戻率が高い学資保険を選ぶのは当然として、同じ保険でも保険料の払込み方法を変えることによって返戻率が変わる可能性があるということです。
絶対に学資保険でしちゃいけないのはこんなことだったりしますが
💡学資保険で注意したいこと!#学資保険 で一番注意して欲しいのは
『途中解約しない事!』です!理由は、払込保険料以下のお金(#解約返戻金)しか返ってこないから。
増やす目的だったのに・・・😢と本末転倒にならないように検討下さい!
— 保険資料請求.com (@hoken_siryo) May 13, 2020
今回はなるべく増える方向性で、具体的に3つの方法を確認するとともに、なぜ返戻率が変わってくるのかというのをお伝えしていきますので、今ご検討中の方はぜひご確認いただければと思います。
①払込方法を年払いにする
保険料の払込方法は色々種類があり、一般的なのは毎月引き落としがかかる月払いです。
ただ、保険商品によってはこの払込方法を半年払いや年払いに変更することができ、基本的に保険料はまとめて払えば払うほど割引がきくので、月払いと年払いを比較すると年払いのほうが総払込保険料が安く抑えられます。
払う保険料は抑えられ、返ってくる金額は変わらないので、月払いより年払いのほうが返戻率が高くなる結果になります。
また毎年保険料を支払うので、年末調整の時の保険料控除も毎年受けられます。
ただし当然ですが年間の保険料を一度に払うので、その時にまとまった額の引き落としがかかっても困らないようにだけ、引き落とし口座の残高には注意しましょう。
②一時払いにする
もし今十分に学資準備に回せるお金がまとまって用意できているのであれば、最初にすべての保険料を一回で払ってしまいましょう。
一時払いのポイントは、年払いの項目でご紹介した「まとめて払えば払うほど割引がきく」という部分。一時払いで払ってしまえば割引率は最高峰です。
また、最初にすべて払ってしまう方法であれば『全期前納』という方法もありますが、割引率としては一時払いのほうが高くなります。
ただし一時払いの場合は保険料を納めるのはその一回だけなので、年末調整の保険料控除を受けられるのは最初の保険料を支払った一回のみ。こちらは注意しましょう。
★一時払いと全期前納の違いはコチラ
③払込期間を短くする
これは払込期間が複数用意されている保険で使える方法です。
保険会社は払い込まれた保険料をもとにした運用を行っていくので、払込期間が早くおわり、実際に支払うまでの運用期間が長くなればその分だけ、返戻率が高くなることが期待できます。
ただし、保険料を払い込む期間が短ければ短いだけ、一回当たりの保険料負担は当然大きくなります。
無理をして短い払込期間を選択して契約して、途中で「やっぱり払えない」と解約してしまうと元本割れを起こしてしまうので、無理なく払い続けられる範囲で払込期間を設定することだけは念頭においてください。
まとめ
以上、同じ保険商品でも、返戻率をさらに高めることができる方法について3つのポイントをご紹介しました。
どの方法でも共通して言えることは、返戻率を求めた払込方法を選ぶと総払込保険料を抑えることができるが、一回当たりの支払う金額は大きくなる、ということです。ある程度の余裕がないと、ご紹介したような3つの方法は取れません。
金銭的に無理をして契約をしてしまうと、途中解約で元本割れを起こすリスクが高くなります。自分にとって無理のない範囲はどこなのかをしっかり見極めて、最大限の効果を得られるように検討しましょう。
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