保険に申込を行う方法は現在3パターンあります。
それぞれに特徴、メリットデメリットがあるので、何を求めるかによって申込方法を決めていきましょう。
- 対面販売
- 通信販売
- ネット販売
1つずつご紹介していきます。
対面販売
直接ライフコンサルタントと面談を行い申し込みを行う方法で、従来から一番スタンダードな方法です。
一口に対面販売といっても、自宅へライフコンサルタントが訪問するのか、
保険会社・保険代理店の窓口に自ら足を運ぶのかなど、実際に話を聞く方法は1つに限りません。
今は訪問サービスも来店型のサービスも充実していますので、
対面で話を聞こうと決めた場合はお住いの地域からサービスを選びましょう。
メリット
次にメリットについて、いくつかご紹介していきます。
対面販売の場合は、このようなところがポイントになります。
- 選択できる商品自体の幅が広い
- 同じ商品だとしても、他の申込方法より保障内容のカスタマイズの自由度が高い場合がある
- 相談し提案を受けながら商品を選べるので、情報量が多く、理解度が高い状態で申し込める
- 確認しながら書けば書類に不備が出づらいので、スムーズに保障開始にすすめる
●選択できる商品自体の幅が広い
保険商品の申込方法はそれぞれで決められています。
その中でも対面販売のみの商品も数多くあるため、3つの申込方法の内、一番選択の幅が広いのは対面販売といえます。
●カスタマイズの自由度が高い
対面以外の方法でも申し込める保険でも、商品によっては申込方法で選択できる内容が変わる場合があります。
通信販売だと、保障内容・金額があらかじめ決められている通販用のプランの中からしか選べない商品があるからです。
1つの商品で、多角的に保障を準備したい・充実した内容を準備したいという場合は、対面販売が最適です。
●情報量が多く、理解度が高い状態で申し込める
相談をしながら商品を選んでいくので、自分一人で商品を選ぶより確実に情報は多く手に入ります。
また、資料を使い、図解なども見ながら話が聞けるので、理解度も自然と高まります。
保険はよくわからないという方ほど、一度は対面相談をして損はないかと思います。
●スムーズに保障開始にすすめる
通信販売、ネット販売の場合、申込みは原則1人で行います。
保険の申し込みは凄く手慣れています、という方はなかなかいないですよね。
その点でいうと、対面販売では担当者がそばにいる状態で書類を用意できるので、
書き漏れ、記入間違いが起こる可能性が低くなり、結果スムーズに契約が進み、保障開始を早められる可能性があります。
デメリット
次はデメリットについてです。
こちらもしっかり確認しておきましょう。
- 面談日は担当者と調整を行う必要があり、当日中など急ぎの日程は難しい場合がある
- 1回の面談につき1~2時間の時間がかかるため、時間の確保を行う必要がある
- 担当者によって知識のばらつきがある可能性がある
●急ぎの日程での面談は難しい場合がある
担当者と面談しての申込となりますので、当然相手の日程との調整が必要になります。
訪問ではなく店舗に行く場合でも、予約が入っていなければすぐに対応してもらえるかもしれませんが、
既に埋まっている場合だと無駄足になってしまう可能性もあります。
どうしても急いでいるときは問い合わせしてみるのも手ではありますが、
原則は3日以上は余裕を持った日程で、いくつか候補日を挙げておくのが確実です。
また実際に面談を行う時は、時間に余裕をもって置くことも必要です。
保険を準備するにあたっての要望、生活状況の確認、現在保険に入っていればその内容の確認などもありますし、
そこから保険商品の提案、紹介をするとなるとどうしても1回の面談で1~2時間程度はかかってきます。
少し時間があるからそこで対応してほしい、というのは、基本難しくなります。 ●担当者によって差が出る場合がある
対面での申し込みの場合だと、担当者と相談しながら進めていくので、
担当者の知識によって提供される情報は変わってしまうという側面があります。
そのため、非常に残念な事ではありますが、担当者によっては満足度が変わってくる可能性がでてきてしまいます。
ただ、訪問サービスを提供している会社の中には、そこに対策を打っているところもあります。
例としては、安心できない担当者だった場合に連絡できる問い合わせフォームや窓口の用意などです。
対面の予約・問い合わせを行う時には、会社を選んで利用することで、デメリットを軽減することが出来ます。
通信販売
郵送で資料を取り寄せ、同封されている申込書・告知書を記入し返送する方法です。
資料は電話やインターネットで簡単に取り寄せることができるので、今現在だと一番身近な検討方法かもしれません。
メリット
こちらもメリットについて紹介していきます。
通信販売の場合は、このようなところがポイントになります。
- 時間、場所を問わず、資料を使って検討できる
- 対面商品と比較し、比較的わかりやすい内容のものが多い
- 不明点は電話で問い合わせることもでき、手軽に検討できる
●時間、場所を問わず検討できる
通信販売の場合は人と会う必要もないので、時間・場所を問わず自分の好きな時に検討することができます。
例えば仕事がいつも夜遅くまでかかり対面相談を利用することが難しい場合、
近くに相談窓口もなく、人を自宅に上げるのはどうしても抵抗がある場合などは、
比較的手軽に検討できる方法といえます。
通信販売はあらかじめ保障内容、金額が決められたプランの中から選ぶ形で作られているものが多いため、
対面販売程の自由度はありませんが、その分保障内容の理解はしやすいものが多くなっています。
基本の保障はしっかり入っているからこの部分の保障だけ付け足したいという場合や、
今はシンプルに準備したいという場合は通信販売の商品での検討がおすすめできます。 ●不明点は電話で問い合わせも可能
通信販売の保険商品は比較的わかりやすい内容になっているとはいえ、
親しみのない保険の用語も出てきますし検討につまづく場面ももちろん出てくると思います。
そんな時は保険会社や代理店に電話で問い合わせをし、説明を聞くことも可能です。
デメリット
次はデメリットについてです。
こちらもしっかり確認しておきましょう。
- 申し込める商品、保障内容は限られる
- 申込書の書き方に不足があり、保障開始が遅くなる可能性が対面より高い
●商品、保障内容は限られる
別の項目でもお伝えした通り、対面販売と比べると選択の幅は狭くなります。
たとえ商品の幅が限られていたとしても、自分に必要な保障がわかっていて、
それを準備できる保険商品があるなら何の問題もないわけですが、
もし『何が必要かよくわからない』『欲しい内容とは少し違う気がする』という場合であれば、
一度立ち止まって考えることも必要になります。
ぜひ、一度電話で相談を行いつつ、自分は通信販売でも問題ないのか、
対面販売の方が適切な準備ができるのかを判断いただければと思います。
●対面より保障開始が遅くなる可能性が高い
通信販売の場合の申込み手続きは、基本自分一人で行っていくことになります。
書き方でわからないところがあれば電話で確認しながら記入するのも可能ではありますが、
直接書類を見ながら教えてもらうわけではないので、思わぬところで記入漏れなどが起こる可能性もあります。
申込書を郵送して、不備が見つかり返送されて、また直して送り返して…としていると、
保障の開始が遅れてしまう可能性があります。
誕生日が近い場合は契約年齢が上がって保険料が高くなってしまったりすることもあるので、
通信販売で申し込む時は、期間に余裕を持ったうえで、申込書に不備がないか注意を払う必要があります。
ネット販売
インターネット上ですべて完結する申込方法です。
商品の内容を確認するのも、手続きを行うのもすべてパソコンやスマートフォンで行うことができ、
現代社会の風潮に合わせて出てきた一番新しい方法になります。
メリット
こちらもメリットについて紹介していきます。
ネット販売の場合は、このようなところがポイントになります。
- 時間、場所を問わず検討できる
- 複数の見積もりを簡単にだせる
- 不明点は電話で問い合わせることもできる
●時間、場所を問わず検討できる
パソコンやスマートフォンがあれば検討から申し込みまでできてしまうので、時間や場所の制約はありません。
通信販売も手軽ではありますが、ネット販売は手元に資料を用意する事すらもなく、
申込書を出すのにポストに行くこともありません。
また、深夜でも早朝でも関係なく24時間いつでも検討・申し込みが可能です。
なかなか日中に時間が取れない、家を空けることが多いという方にはありがたい方法だと思います。
ネット販売はそのサイトですべてが完結できるという性格上、自分が選択したプランの保険料がすぐに画面に表示されます。
基本の保障額を変えた場合、特約を付けた場合などの色んなパターンの見積もりを簡単に出すことができるので、
保障と保険料の兼ね合いを見ながらプランを考えるのに便利です。 ●不明点は電話で問い合わせも可能
ネットのみで検討や手続きをするのはちょっと怖い、という方もいらっしゃると思います。
内容がちゃんと理解できているか、勘違いしているところはないかという不安もあるでしょうし、
そもそもよくわからない、という場合もあるかもしれません。
そんな時は、ネット販売だからと言って全て自分自身で完結させなければいけないわけではないので、
不安なところ、わからないところは電話で問い合わせることも可能です。
検討・申込は手軽にできつつ、しっかり相談できるという側面もあるので、安心していただけると思います。
デメリット
次はデメリットについてです。
こちらもしっかり確認しておきましょう。
- 申し込める商品、保障内容は限られる
- 申し込み手続きは面倒に感じる場合も
●商品、保障内容は限られる
ネット販売に対応している保険商品は、正直なところまだまだ多くはありません。
申し込める商品数は『対面販売>通信販売>ネット販売』の順に少なくなるので、
たくさんの保険の中から商品を選択したいという場合はネット販売ではないほうがいいでしょう。
●申し込み手続きは面倒に感じる場合も
ネット販売の保険に申し込む時は、基本的には自分一人でモニターに向かって手続きを進めていきます。
ネットですべてできるとは言っても、やはり保険に申し込むことには変わりないので答えるべき項目は多いですし、
また当たり前ですがきちんと間違いなく入力を行わなければいけません。
全てネットでできるから簡単と最初に思っていると、余計にその落差で面倒さを感じてしまう可能性があります。
わからないところは電話で確認しながら進めるといっても、
対面のように書き方を教えてもらいながら出来るわけではないので、ある程度の煩雑さは意識しておきましょう。
特徴を把握したうえで後悔しない申込方法の選択を
対面販売、通信販売、ネット販売のそれぞれについて、特徴やメリット・デメリットをご紹介しました。
1ついえるのは、どの方法をとったとしても、メリット・デメリットがあるということです。
ご自身の保険の知識量や生活スタイル、考え方に合わせて一番合う方法を選択しましょう!